こんにちは。こうです。
ガラケーに毎月6千円の携帯料金を支払っていたうちの親(詳細はこちらの記事をご覧ください)。
まだまだ、無駄なことをしていました。
これも少し前に帰省した時の話しです。
午前中にみんなでショッピングモールに出かけて、午後3時頃に帰ってきたのですが、ぼくの父親が給湯器のスイッチをポチポチ押していたのです。
ぼくの親は父親と母親の二人暮らし。数年前からオール電化にしており、給湯には、エコキュートを導入していました。
時間は早いけど、お風呂にでも入るのかなと思い、ぼくは特に気にしませんでした。
次の日も午前中に公園に出かけ、午後2時頃帰ってきたのですが、しばらくすると、また父が給湯器をポチポチ押しています。
少し気になったので母親に聞いてみました。
エコキュートを導入する時に、電気料金のプランも変更して、日中より深夜の電気料金が安いプランに変更していました。
親もそのことを知っているはずなのに。
深夜の電気料金が安くなるプランでは、同じ量の電気を使っても23時~7時とそれ以外の時間とでは、2倍から3倍料金が違います。
エコキュートの消費電力が1kWとして、1日に3時間(h)使用するとします。電気料金が深夜は12円/kWh、日中は24/kWhとすると、
◆1日の料金◆
【深夜】1kW × 3h × 12円/kWh = 36円
【日中】1kW × 3h × 24円/kWh = 72円
◆1ヶ月の料金◆
【深夜】36円 × 30日 = 1,080円
【日中】72円 × 30日 = 2,160円
電気料金が2倍の時間帯にお湯を作ると、月1,000円くらい高く、3倍の時間帯だと月2,000円くらい高くなります。
もったいない。
母親に電気料金のことを説明しましたが、「へー、そうだったの。」って感じでした。
給湯器の設定はぼくのほうで変更して、深夜にお湯をつくるようにしました。
一緒に住んでいないと気づきにくいですが、高齢の親は、携帯や電気、ガスなどで、無駄な料金を支払い続けていることがあります。
お金に余裕があるならいいですが、年金暮らしの場合は、少しの無駄な支払いが積み重なって、生活が苦しくなることがあります。
帰省した時などに、公共料金の支払額を確認してあげて、無駄がないか確認してあげましょう。