生活の知恵

舌回し体操で唾液がいっぱい。口臭予防,虫歯予防,風邪予防,いびき予防。ほうれい線を薄くする効果だけじゃない

舌回し体操はたくさんの効果があると言われています。

テレビやラジオなどでも取り上げられたことがあるので、聞いたことがある人も多いと思います。

ぼくも1年ほど前にラジオで紹介されていて、それから実践しています。

ラジオで紹介されていた舌回し体操の効果は「ほうれい線が薄くなる」だったのですが、その後調べてみると、他にもいろいろな効果について紹介されていました。

ぼくの場合、どちらかと言うと、ほうれい線を薄くすること以外の効果を目的に舌回しをしています。ほうれい線はおまけですね。

舌回し体操を知らない、という人もまだまだ多いと思うので、まず、舌回し体操の方法をご紹介します。

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舌回し体操のやり方

舌回しは、口を閉じて、舌を歯の外側の歯ぐきに沿って、左右に回す体操です。
舌回し体操
回す回数については、情報源によりさまざまですが、ぼくは初めて知ったラジオの紹介通り、右周り10回、左回り10回を1セットにして、1日5セット実施しています。

慣れるまでは、舌のつけ根の筋肉がつらくて、左右10回がぎりです。慣れても結構つらいですが、だいぶましになりました。

やることは単純で、道具もいらないので、どこでもできます。

気になる効果です。

ほうれい線が薄くなる

舌回し体操でよく言われる効果です。ぼくがラジオで聞いたのも、ほうれい線が薄くなる効果でした。

舌回しで口の周囲の筋肉も鍛えられるため、ほうれい線が薄くなることが期待できるということでした。

ラジオで紹介していた人も効果があったと言っていました。

いびき予防、睡眠時無呼吸症候群にも

舌回し体操は、実際にやってみると分かるのですが、舌の付け根の筋肉をよく使います。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因のひとつに、仰向けで寝ている間に舌の付け根が気道に落ち込み、気道がふさがってしまうことがあります。

舌回し体操で舌の付け根の筋肉を鍛えることで、舌の落ち込みを改善することも期待できます。

肥満など他の要素も原因となるので、舌回しだけでOKというわけではありませんが、他の対策と合わせて実施すると改善につながる可能性はあります。

舌回しで唾液分泌が多くなることで期待できる効果

舌回し体操を行うと、大量の唾液が分泌されることも実感できると思います。

舌回し体操の直接の効果ではありませんが、唾液を大量に分泌させることでたくさんの効果が期待できます。

口臭予防

唾液には抗菌作用のある成分が含まれています。

唾液で口の中が潤っていると、口の中の菌の繁殖を抑制するため、清潔に保たれます。

朝起きたての口が乾燥した状態は、口臭がきついですよね。

舌回しで唾液をたくさんにすると、口臭も抑えられます。

虫歯予防

唾液は、口の中に残った食べかすなどを、洗い流す効果があります。

また、飲食で溶けかかった歯の表面を修復する再石灰化のチカラもあります。

再石灰化により、虫歯になりにくい歯の状態を保つことができます。

風邪予防

抗菌、抗ウイルス作用のある唾液で口の中やのどが潤されていると、風邪やインフルエンザなどにかかりにくくなります。

このように、舌回し体操は直接的にも、間接的にも、身体にいい効果を与えてくれます。

気軽にできるので、一度試してみて下さい。