田舎あるある

【田舎生活あるある】子供の数が少ない。子供への影響は?対策は?メリットとデメリットまとめ

こんにちは。

都会に比べて、田舎は人の数が少ないです。

必然的に、子供の数も少なくなります。

小学校でも1学年1クラスで、同級生は多くて十数人、少ないと10人いません。

クラス替えのドキドキはありません。先生が誰になるかのドキドキだけです。

でも、兄弟、姉妹の数は多いと思います。

一人っ子は珍しく、二人兄弟も少ないほう。三人兄弟が結構多く、四人兄弟も意外といます。

では、子供の数が少ないことは、子供にとってどうなんでしょうか。

僕なりに感じたことをご紹介します。

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子供の数が少ないことのいいところ

先生の目がよく行き届く

保育園でも、小学校でも、先生に対する子供の数が少ないので、先生の目がよく行き届いていると思います。

特に保育園では、夕方のお迎えの時に、先生から細かく子供の様子を教えて貰えます。

こんなことができるようになりました。

こんなことで泣いちゃいました。

ともだちに、こんな優しいことをしてあげられました。

こんなことをしていて、すり傷ができちゃいました。

保育園での様子がよくわかり、とても安心できます。

学校でも、PTAの役員をやっていると、先生とのコミュニケーションも多くなり、学校の雰囲気がよくわかります。

意地悪しちゃう子はいますが、陰湿ないじめはないようです。

勉強も、理解できていない子へのフォローがよくしてもらえていると思います(補習など)。

子供一人ひとりの出番、役割が多くなる

子供の数が少ないので、みんなに出番や役割が回ってきます。

人数が多いと目立たない子は埋もれてしまいがちですが、田舎は埋もれにくい環境です。

学芸会でも、みんなが主役か主役に近い役を経験しますし、人数が少なければ主役でなくても目立ちます。

授業でも発言する機会が増えます。手を挙げなくても、何回もあてられてしまいます。

おとなしい子はいても、存在感のない子はいなくなると思います。

色々な役割を経験することで、自分の得意分野も見つけられるのではないでしょうか。

上級生は下級生のお世話をする

クラスの人数が少ないため、全校での活動が多くなります。

全校で活動すると、高学年の子が低学年の子のお世話をする機会が増えます。

低学年の子はできないことが多いので、高学年の子は、そのことを理解して、手伝ったり、教えてあげたりしています。

給食も、1年生から6年生で班を作って当番をしています。

同い年の子との関わりばかりでは育ちにくい視点が育っていると感じます。

子供の数が少ないことで気になること

同級生の中での関係、立ち位置が変わらない

1学年に1クラスしかないと、クラス替えはありません。

ずっと同じメンバーで過ごしていると、一度出来てしまった友達との関係性や立ち位置が変わりにくいと思います。

仲のいい子とそうではない子。

意見の強い子と控えめな子。

クラス替えがあると、周りの友達が変わります。

影響を受けて考え方が変わったり、周りの友達の中で役割が変わったりすると思います。

おとなしい子が周りの子を笑わせる子になったり、リーダータイプがいなくなればリーダーっぽく変わる子もいるかもしれません。

でも、子供の数が少ないと、そういう機会が少なくなってしまいます。

新しく人間関係を作る経験が少ない

ずっと同じクラスで過ごしていると、新しく友達を作る機会も少なくなります。

小学校の間はずっと同じ友達で、中学校に入るまで新しい友達をつくる機会がないとか、中学校も小学校の同級生がスライドするだけで、新しい友達をつくる機会がない場合もあると思います。

こういう環境で育つと、新しく人間関係をつくることが苦手にならないかと心配になります。

高校や大学、社会人と、まわりの人が変わっていく中で、上手く人間関係をつくっていけるのかなぁと。

子供が少ない環境での子育てで僕が気を付けていること

僕は、子供がいろいろな人と接する機会が多くなるように心がけています。

今は学校以外の運動クラブや習い事など、学校と違うコミュニティに子供を参加させています。

そこで学校とは違う友達をつくったり、学校とは違うキャラクターでいてくれたらいいなと思っています。