ぼくは長年、はさみとクシを使って自分の髪の毛を散髪していました。
はじめて自分で散髪したのは20歳くらいの頃で、散髪代を節約する為でした。
理髪店や美容院に通っていた時期もあったのですが、いつの間にかセルフカットに戻って、現在に至ります。
でも、年齢を重ねていくと、はさみでカットする姿勢や時間がかかることがつらくなってきて、バリカンでのカットに切り替えました。
そのバリカンがなかなか使い勝手が良かったので、今回の記事でご紹介したいと思います。
自分や子供の散髪代を節約したい、セルフカットを簡単にしたい、セルフカットをはじめたいけど、どうやったらいいか分からない、という方は参考にして下さい。
スポンサーリンク
セルフカット向きバリカンのリサーチと選択
ぼくがバリカンに求めるものは、毛くずが散らばらりにくいことと、切りたい長さに簡単に切れることです。もちろんセルフカットです。
そこで、目を付けたのが2つのバリカンです。
1つ目がフロービー(FLOWBEE)、もう一つがパナソニックのホームバリカン カットモード(ER511P‐G)です。
フロービーは深夜のテレビショッピングで見たことがある商品です。
どちらも髪の毛を吸引しながらカットするバリカンなので、毛くずが飛び散りにくく、吸引された髪をアタッチメントの長さでカットできる商品です。
フロービーのほうは、掃除機に装着して吸引するので、吸引する力は強いと思います。
アタッチメントの中に吸い込んだ髪だけを刈る構造なので、刈りすぎもなく、セルフカットで単純な髪型にするには、最適な商品だと思います。
パナソニックのカットモードは、バリカンの本体にファンとモーターがついていて、刈った髪を本体に吸い込む構造です。
髪の毛がたまったら、カバーを外して、毛くずを捨てることができます。
スライド式のアタッチメントがついていて、スライドさせることで、簡単に刈る長さを変えることができます。
価格は、フロービーが55,000円くらいで、パナソニックのカットモードが6,000円くらいから。
フロービーのほうがかなり高いです。
価格、パナソニックというメーカーの信頼性などの点からカットモードを選び、ネットで購入しました。
パナソニックのホームバリカン カットモード(ER511P‐G)のレビュー
カットモード(ER511P‐G)の中身
配送用のダンボール箱の中に、緩衝材に守られて、商品の箱が入っていました。
箱をあけると、チャックのついたグレーのナイロンケースが入っていて、開けると、バリカン本体やアタッチメント、ACアダプタなどと取説、テクニックBOOK(カットマニュアル)が入っています。
カットマニュアルには、男女の子供と青年、白髪の男性のいくつかの髪型のカットの仕方が掲載されています。
カットモードでカットしてみた
ぼくはショートヘアーの青年のベリーショートを参考にカットすることにしました。
吸引式ですが毛くずの飛び散りはあります。浴室など毛くずが落ちても掃除しやすい場所で使用してください。ぼくは浴室で使用しています。
バリカンは充電式ではないので、脱衣室のコンセントにアダプタを差し込み、コードを浴室に引っ張る必要があります。
使用するアタッチメントは、1cm~4cmのスライドアタッチメントです。
サイドと後頭部は2cm、トップは3cm~4cm、すそを1cmです。
ぼくの場合は、サイド、後頭部、トップ、すその順番でカットするとスムーズにできました。
本体に溜まった毛くずを定期的に捨てながらカットしていきます。
トップとサイドの境目は、バリカンを境目に沿って、トップ側はアタッチメントを少し浮かしてカットしていきます。すこしテクニックがいりますが、それほど難しくはありません。
マニュアルには次のように説明されています。
左サイドは左手を使うので少しやりづらさはありますが、うまく刈ることができました。慣れると簡単にできるようになります。
後頭部は見えないので、感覚で刈りますが、頭にアタッチメントをくっつけて刈るだけなので、簡単でした。
刈り残しがないよう、刈る音がなくなるまで、何度もバリカンでなで上げます。
カットマニュアルだと、最後にスソを「丸刈りスソ仕上げアタッチメント」で仕上げることになっていますが、見えないし、刈り上げにしたくなかったので、アタッチメントを1cmにセットしてカットしました。
はじめてのカットは40分くらいかかりました。慣れれば、同じ髪型は20分くらいでできるようになりました。
毛くずは身体や床に落ちました。特に短い毛は落ちやすいです。浴室でカットすると、そのまま洗い流せて便利です(排水口にネットをつけておくと捨てやすいのでおすすめです)。
使用後、バリカン本体についた毛くずは、付属のハケで適当に掃除します。すべてを取るのは無理ですね。毎回つくものだし、あまり神経質にならないほうがいいと思います。
肝心の仕上がりですが、妻に見てもらったところ合格でした。
カットモードの耐久性
パナソニックのカットモードを使い始めて6年くらい経ちます。
1ヶ月から1ヶ月半に1度のペースで使用していますが、今も問題なく使えています。
切れ味、吸引力などの劣化も感じません。
まとめ
パナソニックのカットモードは、毛くず吸引機能やスライドアタッチメントなどで、使いやすいバリカンです。
ぼくのようなシンプルなショートカットの場合は、セルフカットでも問題なく使うことができました。
セルフカットでなければ、より簡単に使えると思います。
ただ、カットした髪の毛すべてを吸い込んでくれるわけではないので、浴室などの掃除しやすい場所で使用することをおすすめします。
長めのショートカットから丸刈りまで、カットマニュアルに刈り方が掲載されているので、家族のいろいろなヘアースタイルにも対応できると思います。
いいバリカンを購入することができました。