こんにちは。こうです。
ぼくは数年前に帯状疱疹(たいじょうほうしん)になりました。
ぼくはこれまでに大病や大きな怪我などの経験はないので、記憶のある範囲では一番つらい病気でした。
患うまではその存在すら知らなかったのですが、後からいろいろ調べてみると、自分がなぜ帯状疱疹を発症してしまったのか、その頃の生活や体調などを振り返ると、心当たりがあることが多かったです。
今回の記事では、ぼくが体験した帯状疱疹について、体験談をご紹介します。
水疱瘡(みずぼうそう)にかかったことがあって、仕事がめちゃくちゃ忙しくてストレスが溜まっている人。要注意ですよ。
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ぼくが帯状疱疹を発症する前の生活
夏場でした。
仕事がめちゃくちゃ忙しかったです。
毎日、日付が変わってから退社で、睡眠時間も少なかったです。
仕事で上手くいかないこともあり、布団に入ってからもあれこれ考えてしまって、なかなか寝付けない日も多かったです。
仕事が上手くいっていないから、ストレスも溜まりまくっていました。
そんな日々が1ヶ月以上続いていました。
免疫力もだいぶ落ちていたと思うので、冬だったら風邪ひいたり、インフルエンザにかかっていたかもしれません。
ぼくが感じた帯状疱疹の前兆
週末休み前の金曜日のことです。
会社で打ち合わせをしているとき、椅子に座っていてお尻がピリピリしびれるのを感じました。
その時は長く座っていたせいで、しびれてしまったのかと思っていました。
しびれはその後も続きましたが、弱いビリビリだったので、あまり気にしませんでした。
週末は休日出勤もなく休めたので、奥さんと日帰りで長距離ドライブに出かけました。
弱いピリピリは続いていたので、クッションを敷いて運転していたのですが、帰りの道中でだんだんチクチク痛み出し、じっと座っているのが辛くなってきました。
それでも何とか帰宅できました。
帯状疱疹の発症
週末明けの月曜日、右側のお尻から太ももにかけて針で刺すような痛みがあり、見てみるとぷつぷつと何かできていました。
微熱もあり、会社を休んで皮膚科を受診しました。
診察室のベットでズボンとパンツをずらし、お尻をぷりんっと出して先生に診てもらうと、「帯状疱疹だね。」と言われました。
薬を塗ってもらい、飲み薬と塗り薬を処方してもらいました。
でも、ここからも帯状疱疹の辛い痛みの日々が続くのです。
帯状疱疹との闘病(少し大げさですが)
お医者で処方してもらった薬を飲んだり、塗ったりしてもすぐに良くなるわけではありませんでした。
38度台の熱もしんどかったですが、なによりきつかったのが、お尻から太ももにかけての水疱でした。
針で刺されるようなチクチクとした痛みは強くなり、水疱も増えました。
帯状疱疹の特徴の通り、水疱ができるのは片側(右側)だけですが、敷布団に触れるとめちゃくちゃ痛いので、寝返りしずらい。
薬を飲むために座りたくても、痛くて座れません。やさしく、そーと座っても水疱が潰れて激痛です。
トイレの便座も右のお尻を少し浮かせて座っていました。
それから、水疱のできた場所が場所だけに、自分では塗り薬をうまく塗れない。
ちょっと恥ずかしいポーズになり、奥さんに塗ってもらいました。
ひとり暮らしだったら、相当つらかったと思います。奥さんに感謝です。ありがとう。
1週間ちょっと、そんな日々が続いた後、患部の痛みが針で刺すようなチクチクから、しびれたようなピリピリに変わりました。
こうなると、だいぶましです。
しびれる感じだけで、座れるし、寝れるし。
そして、水疱も小さくなり、範囲も狭くなって、やがて完治しました。
帯状疱疹ってなに? うつらないの?
帯状疱疹が治ってから思ったのですが、帯状疱疹って、うつらないの?
ぼくは奥さんに薬を塗ってもらったり看病してもらったので、心配になりました。
調べてみると、帯状疱疹がうつることはほとんどないそうです。
ただし、水疱瘡になっていない赤ちゃんや子供、水痘ワクチンを接種していない妊婦さんは水疱瘡として感染することがあるので、注意が必要です。
帯状疱疹は、水疱瘡と同じ水痘帯状疱疹ウイルスによって起きる病気です。
一度、水疱瘡にかかった人は、治ってもウイルスが神経節に潜伏していて、病気や過労などで免疫力が低下すると再びウイルスが活動して帯状疱疹になるそうです。
ぼくは子供の頃に水疱瘡になっていて、仕事による過労とストレスで免疫力が低下した為、帯状疱疹になってしまったという訳です。
また、まれに帯状疱疹が治っても患部に痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」という後遺症もあるそうなので、早期の治療が大切です。
予防のためには、体調を整え、免疫力を高めることが重要なので、あまり無理をせず、規則正しい生活を送りましょう。