エアコンをネットで購入するのって、安いけどちょっと不安ですよね。標準工事費込みってどこまでやってくれるのか、機種おまかせって変な機種が届かないのかとか。
ぼくも不安でした。でもとにかく費用を安く抑えたかったので、頑張っていろいろ調べて、大丈夫だろうと自分で納得して、ネットで購入して取り付けてもらいました。
今回の記事では、エアコンのネット購入を検討しているけど、ちょっと不安、という方の参考になればと思い、ぼくがエアコンをネット購入した時のことを詳しくご紹介します。
うちの子は子供部屋で寝ているのですが、エアコンがついていませんでした。
冬は電気ストーブでしのいでもらったのですが、夏の暑さはどうにもなりません。
田舎でも窓を開けっぱなしで寝るのは、さすがにちょっと嫌だし、最近の暑さは窓を開けても耐えれないことが多いです(都会よりは涼しいですが)。
でも、最近わが家は出費が多いです。エアコンって高額になるので、少しでも安く購入したいものです。
安く購入すると言えば、やっぱりネット。
ぼくもここ数年で、いろいろな家電をネット購入していますが、エアコンをネットで購入したことはありません。価格も高いし取付工事も必要だし、ちょっと不安。
でも少しでも安く購入できる可能性があるなら、やらねば。
まずは、ネットでエアコンがどんな感じで販売されているのか調べました。
ぼくが購入しようと思っているのは、6畳用のエアコンです。
「エアコン 6畳」で検索すると、「基本(標準)工事費込」の商品と「工事費別途」の商品が出てきます。
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基本(標準)工事って内容はなんだろう?
楽天市場のあるショップAには、基本(標準)工事の内容は次のように記載してありました。
● 室内機の設置
● 室外機の設置(プラスティックブロック含む)
● 配管類4mまでの配管パイプ作業(テープ巻き仕上げ)
● 穴あけ工事1箇所まで(一般的な木造・モルタル壁面のみ)
特殊な場所(天吊、屋根置き、壁掛け、二段置き)への室外機の設置は、別途費用が掛かるそうです。室内、室外の配管に化粧カバーを付ける場合も別途費用が掛かります。
ショップによっては、穴あけ工事は別途費用が必要だったり、穴あけは対応できないので、事前に家を建てた工務店などに依頼するよう記載している場合もあります。
基本(標準)工事っていくらなんだろう?
先ほどの楽天市場のショップAでは、同じエアコンで、基本(標準)工事込と工事なしの金額差が税込14,800円でした。
基本(標準)工事の費用は14,800円ということになります。
家電量販店での基本(標準)工事の費用はいくらなのか。ヤマダ電機のネット通販サイト「ヤマダウェブコム」を見てみました。
基本(標準)工事内容は次の通りです。
● 室内機の設置
● 室外機の設置(平地置き・ベランダ置き・既設平地架台上段設置)
● 配管穴あけ・スリーブ処理 1箇所
● 配管接続(冷媒管・内外接続線・ドレンホース 4m迄含む)
● 真空引き(エアパージ)
● エアコン専用回路への接続
● アース端子への接続
細かく記載してありますが、先ほどのネットショップAと内容は同じです。
料金はエアコンの冷房能力によって変わり、次の通りです。
冷房能力(税抜料金)
~3.6kw(¥9,515)
3.7kw~4.0kw(¥14,286)
4.0kw超(¥17,143)
冷房能力が3.6kwまでは木造8畳まで、3.7kwから4.0kwは木造10畳、4.0kwは11畳以上です。
ぼくが欲しい木造6畳対応のエアコンは3.6kwまでに入るので、ヤマダウェブコムだと基本(標準)工事の料金は税抜9,515円です。
基本(標準)工事だけだと、家電量販店のほうが料金が安いです。
追加工事っていくらなんだろう?
ぼくはエアコンを設置してもらう場合、室外の配管には化粧カバーを付けようと考えています。
その場合、内容に応じて追加工事の費用が発生します。
先ほどの楽天市場のショップAの場合、室外カバー工事は税抜8,000円で、2m以内、曲がりパーツ1個です。更に延長する場合、1m単位で税抜3,000円です。
ヤマダウェブコムだと、室外カバー工事は5,000円で2m以内。曲がりパーツは1個で税抜1,000円、延長は50cm単位で税抜1,300円です。
例えば、配管の長さが3mで1回曲げる場合、ショップAなら税抜11,000円、ヤマダウェブコムは税抜8,600円です。
追加工事も、家電量販店のほうが料金が安いですね。そして、追加工事の内容が増えれば増えるほど、料金差が広がっていきます。
ネットショップと家電量販店ではどっちが安い?
基本(標準)工事や追加工事の料金では、楽天市場のショップより家電量販店のほうが安いことが分かりましたが、エアコン本体を含めるとどうなるのでしょうか。
国内メーカーのエアコンで価格を調べると、基本(標準)工事込みのエアコン価格では、楽天市場のショップのほうが家電量販店より安く販売されていました。
メーカー、機種によって違いはありますが、ぼくが欲しい6畳用で税込5,000円以上の差がありました。
ですから、基本(標準)工事の内容で済む場合や、追加工事をする場合でも軽微な場合は、楽天市場などのショップのほうが安く購入できます。
逆に、追加工事がたくさん必要になると、価格差がなくなったり、逆転して家電量販店のほうが安くなります。
どれくらいの工事が必要になるか、エアコン設置予定の場所から想定できる場合は、あらかじめ想定して、楽天市場などか家電量販店か決めたほうがいいですね。
楽天市場で機種おまかせ工事費込エアコンを購入
楽天市場でエアコンを調べていると、「商品選びは当店におまかせ!標準取付工事込」という商品を見つけました。
こちら↓は穴あけ工事は対応していません。
こちら↓は穴あけ工事1箇所まで込みです。
対象メーカーは、ダイキン、三菱電機、シャープ、日立、東芝、パナソニック、三菱重工で、指定はできません。
レビューを見てみると、シャープと三菱電機、三菱重工のエアコンの割合が高いみたいです。
ぼくは、この中ならどのメーカーになっても問題ないです。
この中のメーカーの今年のモデルのエアコンが、工事費込みでこの価格なら安いです。
取付は1階の部屋で、室外機もすぐ外の地面に設置します。ぼくの見込みだと、追加工事も1万円ちょっとぐらいです。
レビュー数も多いし、評価も高いので、こちらの商品を購入することにしました。
購入から設置工事までの流れ
商品選び
購入は楽天市場で普通に購入するだけです。ポイント還元率の高い日を選ぶだけですね。
購入すると、ショップからヒアリングシートの入力依頼のメールが送付されてきます。
配達希望日や設置場所などについて入力します。
次に工事担当の会社から工事日調整の電話があります。
調整した結果、工事日は注文した日から2週間後の週末になりました。時間は当日の朝に電話にて連絡するとのことでした。
エアコンの配達日は工事日調整前に回答していたので、工事日の1週間ちょっと前に届きました。しばらく物置で保管です。
配達されたエアコンは三菱電機の霧ヶ峰「MSZ-GE2219-W」でした。
うちの奥さんは、三菱電機の霧ヶ峰はいいエアコンのイメージがあるらしく、喜んでいました。
工事日当日、朝8:40に電話があり、9:30頃に工事担当の方が来ることになりました。
連絡通り家に来た工事担当の方に、エアコンを引き渡し、設置する場所、室外配管カバーの追加工事を依頼して、2時間ほどのエアコン工事をしてもらいました。
最後にエアコンの稼働確認と追加工事分の支払いをして、工事完了です。金額は見込み通りでした。
工事は特に問題なく、普通だったと思います。
三菱電機の霧ヶ峰「MSZ-GE2219-W」は、楽天市場内で工事費込で1万円以上高く売られているエアコンだったので、とてもお得に購入できました。
機種おまかせは、なかなかいいですよ。