2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されます。
ぼくも小学生の子供を持つ親なので、どんな授業が学校で行われるのか、学校外でも何かやったほうがいいのか、親としてどんなフォローが必要か、・・・、いろいろ考えてしまいます。
でも、たいした情報もなく闇雲に考えていても、的外れだったりして時間の無駄です。
そこで、具体的なことが分かる情報源はないかとネットで調べると、信頼できる確かな情報かつ具体的でイメージしやすいサイトがありました。
「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」は、文部科学省、総務省、経済産業省が、教育・IT関連企業・団体等とともに設立した「未来の学びコンソーシアム」が運営するWebサイトです。
文部科学省が関わっているんだから、内容は確かです。
このサイトには、実際に小学校で行ったプログラミング教育を、実施事例としてたくさん掲載しています。
例えば、5年生の算数の授業で実施した「正多角形をプログラムを使ってかこう」。
正多角形の性質を理解し、プログラミングでは、どのような命令を与えたら正多角形を書くことができるかを、学習しています。
学習内容だけでなく、使用したプログラミングツールも紹介されているので、家庭でも同じことをやってみることもできます。
この授業では、ブラウザで動く無料の「Scratch」というツールを使っているのですが、ぼくもやってみたら、簡単に正多角形を書くことができました。
ちなみに、正四角形の場合は、次のような命令を作ります。
プログラムを実行すると、次のように正方形を書いてくれます。
でも、このプログラムだと、実行したら一瞬で正方形が出来てしまうので、書いている動きが見れません。そこで、命令を次のように変更します。
そうすると、正方形を書いている動きが分かるようになります。
学校では、みんなでワイワイしながら、勉強するんでしょうね。
子供は、こう言うの好きそうなので、すぐに使いこなせると思います。
他の事例だと、
・2年生の国語「主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう」(Scratch使用)
・2年生の音楽「くりかえしをつかってリズムをつくろう」(Scratch使用)
・3年生の音楽「動物が楽しく踊るリズムループをつくろう」(LOOPIMAL使用)
・4年生の社会「ブロックを組み合わせて47都道府県を見つけよう」(Scratch使用)
・6年生の理科「電気を効率よく使うにはどうしたらよいかを考えよう」(MESH使用)
などがあります。
自分の子供が通う小学校で行われる授業が同じようになるのか、別の内容になるのかはわかりませんが、どんなレベルのことをするのかはイメージできました。
それほど恐れることはなさそうです。