わが家には3つの引き戸があります。
寝室と洗面所とトイレです。
洗面所のドアは使用頻度が低い(開けっ放し)ため、まだ重くなっていませんが、寝室とトイレのドアは使いはじめて3年くらいで重くなりました。
自然になおって軽くなることもあるのですが、その場合しばらくするとまた重くなります。
ひどくなると小学校低学年の子供は両手で力を入れないと開け閉めできなくなってしまいます。
それで何度も対応したことがあります。
たいていは業者に頼まなくてもなおりますよ。
今回の記事では、ぼくが重くなった引き戸を軽くすることができた方法をご紹介します。
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【方法1】戸車(とぐるま)につまっている、からまっているホコリ、髪の毛の除去
戸車とは、引き戸の下についている車輪のことです。車輪は見えていませんが次のような部品です。
この戸車は、車輪の大部分が部品の中に隠れているので、引き戸のレールに落ちているホコリや髪の毛を巻き込んで、戸車のなかでつまったり、からまったりしています。
数年使っていたら必ずつまったり、からまったりしていると思ってください。
このほこりや髪の毛が多くなると、車輪の回転に影響します。
対策は、このほこりや髪の毛を取り除くことです。
戸車のゴミを取り除くには、ドアから戸車を取り外した方が作業が楽なので、まず戸車を取りはずしましょう。
引き戸の戸車の取りはずし方
戸車はネジでドアにとめられているので、ドライバーでこのネジを取るとはずせます。
ネジを取ったら定規など薄くてかたいもので戸車を押し出すとはずれます。定規をしっかり押さえて、ドアを押すと取り外しやすいと思います。
押し出す時は、取りはずす戸車側のドアを持ち上げて軽く浮かせましょう。
ドア自体を外してから戸車をとる方法もありますが、ドアは重くて大きいのでドアや壁、床に傷をつけてしまう可能性があります。気を付けてください。
戸車をはずせたら、ゴミを取り除きます。
戸車のゴミの取り除き方
取り外した戸車を裏返すとこんな感じで車輪があります。
戸車の車輪のすき間には、髪の毛などがからみついています。
すき間の幅はせまいので、ぼくはいつもカッターで取り除いています。
車輪の奥にもほこりがつまっているので、掃除機で吸ったり、ガムテープなどを細く丸めてたものを突っ込んで粘着で取り除きます。
つまようじを使うこともありますが、折れて中に入ってしまわないように注意してください。
ゴミが原因の場合、これで車輪の回転が軽くなります。
しかし、これでも車輪の回転が重い場合は次の手段にうつります。
【方法2】重い戸車にもやっぱりKURE 5-56
戸車の車輪の動きをよくしたいので、動きをよくすると言えば「KURE 5-56」です。
車輪のゴミをこれでもかっ、というくらい取り除いたのに動きが悪い。そんな時に試しに、と使ってみました。
車輪のすきまに「プシュッ」。
直後は、少し軽くなったなー、という感じだったのですが、、、。
ドアに戸車を戻して何度か開け閉めしてみると、なんてことでしょう。
引き戸が軽くなったのです。
これには家族にもすごーいと言ってもらえました。
さすが、KURE 5-56です。
重くなった引き戸を自分でなおすのまとめ
以上、ぼくが実際にやってみて、重くなった引き戸を軽くできた方法です。
まず、ゴミを取り除く。
それでもだめなら、KURE 5-56。
ぼくの家の引き戸は、今のところこの方法でなおっていますが、もしこれでなおらなかったら・・・。
戸車を買い替えましょう。