こんにちは。こうです。
田舎での生活には、車での移動がつきものです。
レジャーだけでなく、週末に1週間分の買い物をするために、片道1時間かけて大型スーパーに行くこともよくあります。
遊びに行ったり、外食したり、子供にとっては楽しい時間になるはずですが、乗り物に酔いやすい子にとっては、反対にとても苦痛な時間になってしまいます。
ぼく自身も乗り物に酔いやすい体質なので、その苦しみはよーく知っています。そして、ぼくの子供も乗り物に酔いやすい体質です。
せっかくのお出かけが苦痛にならないためにも、乗り物酔いを防ぎたいものです。
そこで、ぼくの実体験に基づき、乗り物酔いを防ぐ方法を紹介したいと思います。
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第一は優しい運転。急発進X、急ブレーキX、急ハンドルX、車間距離確保〇、速度一定〇
自家用車での乗り物酔いは、運転の仕方でかなり軽減、防止することができます。
目的地に早く着くことを優先したり、周囲の車や信号などにイライラしていると、運転で急な動作が増えます。
急が付く運転は、乗り物酔い防止の大敵です。乗り物酔いしやすい同乗者にも、周囲の車にも優しい運転を目指しましょう。
急発進せず、じんわり加速
信号などで停止した状態からの発進で、シートに押し付けられるような発進は全然ダメです。ぼくはこれが一番気持ち悪くなります。
渋滞でちょこちょこ停止して、急発進を繰り返されると、すぐグロッキーです。もう最悪。すぐにでも降りたい。
きつい上り坂じゃなければ、ブレーキから足をはなせば、車は勝手に進みだします(クリープ現象)。
その後でアクセルを優しく踏んで、じわじわ加速すればいいんです。エコドライブでもよく言われる、5秒で時速20kmでいいんです。
急ブレーキもダメ。早めにゆっくり減速
信号や一旦停止でぎりぎりまでアクセルを踏んでおいて、停止位置のすぐ近くできつめのブレーキ。最後にブレーキを強く踏み込んで、前につんのめって止まる。これも最悪。へたくそっ!!
グロッキー状態でこれされたら、リバースしちゃいます。シート汚して臭くなってもいいんですか。
前方の信号が赤だったり、一旦停止があったら、アクセルを戻して惰性で進みましょう。車は惰性で結構進むんだから。
それで優しいブレーキで、停止位置に向けて速度をゆっくり速度を落として、最後はブレーキを踏み込まずに停止する。停止してから動かないようにブレーキをしっかり踏み込む。
理想は前につんのめることがまったくなく、止まった瞬間が分からない感じ。
これだと減速して止まるときの気持ち悪さはかなり抑えれます。
もし、危険回避や、信号に接近してから黄色に変わってしまったなどでブレーキが急になる場合は、声をかけると心構えができて、少しましかもしれません。「急ブレーキになる。ごめん。」みたいに。
急ハンドルもダメ。速度は落としましょう
カーブや曲がり角で、結構な速度でつっこんで曲がるのもダメ。全然カッコよくないし、左右に振られて気持ち悪い。
早めに優しく速度を落として、左右に大きく振られないようにしてください。
早い速度で曲がることは、車にも負荷が強くかかるので、タイヤやボディにも優しくないですよ。
車間距離を詰めて、前の車の影響受けまくりは下手な運転
前の車にくっついて走って、前がブレーキ踏んだらブレーキ踏む、加速したら加速する、左折するために低速になったら一緒に低速になって、また加速する。前の車が落下物をよけたら、慌ててよける。最悪踏んでしまう。ちょっとわき見したら、前の車にぶつかりそうになる。
あほですか。
車間距離を詰めると全然自分のペースで走れていない。急ブレーキ、急発進も増えて、気持ち悪い。さして目的地に早く着くわけでもない。
高速道路の自然渋滞の原因は、坂道で知らないうちに速度が落ちてしまっていることと、車間距離を詰めていることだそうです。
車間距離を詰める車がちょっとしたことでブレーキを踏んで、それが後続車のブレーキにつながり、だんだんと速度が落ちて渋滞になってしまうそうです。
実験で、渋滞した車列に車間距離をとった車を入れると渋滞が解消された、というのを見たことがあります。
急ぎたくて前の車に接近して、それで渋滞作って。ほんと、あほです。
それに前を走る車にとって、車間距離を詰められることはとても不快です。度が過ぎると怒りの感情も出てくるでしょう。知人だった場合には、その後の付き合いに支障をきたすこともあるでしょう。
車間距離を詰めることは「百害あって一利なし」です。
速度を一定でないのも気持ち悪いです
やたらとアクセルを踏んだり戻したりする運転をする人もいますが、これもかなり気持ち悪くなります。
平坦な道なら、アクセルを一定に保てば、速度も一定に近くなります。
無意味にアクセルを踏み込んだり戻したりする必要はありません。
坂道なら優しく踏み込む、下り坂なら優しく戻す。
できるだけ、一定の速度を保ってください。
時間に余裕を持った運転をしましょう
時間に余裕のない状態で運転すると、急の付く運転になってしまいがちです。
時間に余裕をもって行動することが第一です。
そして、もし時間に余裕がなくても急の付く運転をしないように、自分をコントロールしましょう。
急な運転で同乗者が気持ち悪くなったら、途中で余計に休憩が必要になるかもしれません。車の中で吐いてしまうかもしれません。
そうなったら、急いで運転しても、チャラどころか、もっと時間のロスになります。
公共バス、観光バスなどの場合の対策
家族が運転する車の場合は乗り物酔いしないような運転が可能ですが、公共バスなどでは運転の仕方に口出しすることは難しいです。
そんな場合は、自分で対策が必要です。
酸っぱい食べ物を食べる
酸っぱい食べ物を食べて唾液が分泌されると、乗り物酔いの防止になると言われています。
ぼくも子供の頃、知識はなかったのですが、車に乗ると酸っぱいガム(クイッククエンチ レモン味)をよく噛んでいました。
お腹が膨れるのはよくないので、ガム、飴、グミ、タブレットなどがいいと思います。
酔い止めリストバンド
手首の内側、手首のしわから指三本分ひじ側にある「内関(ないかん)」というつぼが乗り物酔い防止に効くと言われていて、そのつぼを押すためのリストバンドがあります。
これも子供の頃に使っていました。酔い止めの薬ほどはっきり効いていると実感はできなかったのですが、使っていました。
現在販売しているものは、こんな感じです。
レビューで効果を実感している人もいるので、試してみる価値はあると思います。
乗り物酔い防止の薬
やはり、薬の効果は実感力が半端ないです。
乗り物酔い防止の薬もいろいろありますが、ぼくも使っていて、効果も抜群なのは「アネロン」です。
カプセルなので少し飲みにくさはありますが、飲むと全然酔わなくなります。バスなんて怖くありません。
でも15歳未満は使用できません。
お子さん向けには、このあたりでしょうか。
最後に
乗り物酔いはほんとにつらいです。
楽しいはずの旅行や遠足に行きたくないと思えてしまうほどです。
出掛けた先での美味しいお昼ご飯も食べたくなくなります。
お子さんが乗り物に酔いやすい場合は、優しい運転を心掛けて、もし、気持ち悪くなってしまったら、早めの休憩で回復させてあげてください。